愛のある日々を

突然沼に落ちるのが特技です

28歳最後の日に思うこと:ONEコン号泣話

明日でついに29歳になる。
だからといって特にどうこうあるわけでなく、エイジズムに抗いたいひとりのヒューマンとしては来年もそこそこハッピーに生きるを目標に、人生の数多ある区切りのひとつを軽やかにけんけんぱでもして過ごしたい。

28歳は確かに色々あったけど、27歳だって26歳だって色々あった。だから昔上司から言われた『女の29歳、30歳あたりは色々あるから』という呪いを私は笑いながら解いてゆきたい。これから先、私と同じようにこの年齢を通り過ぎる時に同じように呪いをかけられ、不安を感じた人がそばにいたら、『不安だったね』と言いながら一緒にその呪いを解いて綿飴にでもして食ってやりたい。

そんなことを言いながら、私もつい数週間前まで不安に襲われていた。
仕事は亀の0.05倍くらいの速度でしか進んでいる気がしないし、そうなると将来一人で生きていきたいと思っている私はどうなるんだとか。そもそも一人で生きていきたいけど、独りと一人で生きるは私のなかで微妙に違って、独りは少し怖かったり。恋愛にまつわる話に共感もできず、うっすらと孤独を感じたり。
そんな中、楽しみにしていた『MAP OF THE SOUL ON:E』の円盤が届いた。ジミンちゃんのfliterを楽しみにしていたので、届いてすぐにDisc1とDisc2のsoloを観て、しばらくしてからDisc2に本編終盤が収録されているのに気が付いて、再生をした。
Butterfly, Run, Dynamiteと楽しい時間が続き、コメントへ。ジミンちゃんがコメントで涙を流した話はオタクから聞いていたので覚悟をしてみたけれど、やはり大好きな人の涙というのは胸が苦しくなるものだった。メンバーの『泣いてもいいよ!』という言葉も優しくて素敵だと思ったし、何よりこれほど涙するほどコンサートでのARMYの存在は大きくて、彼らはの発信は一方通行ではなく相互的な関係を擁しているんだなと胸が熱くなった。早くLAでARMYと会えるといいな。

 

そしてナムさんのコメントである。


私は何度、ナムさんの言葉に救われれば気が済むのだろうか。
BTSは7人だけれど、僕とあなた、そして僕たちみんなの物語です。』その言葉にひとりじゃないと言われたような気がして、笑えるくらいに涙が止まらなかった。
日常のさりげない言葉に傷つく度、そしてその言葉の主がより身近であればあるほど、言葉にならない孤独を感じる。自分のことを全てわかって欲しいわけでは無論なく、他人と自分が全てにおいて同一だと思えるほど幼いつもりもない。
けれど、その傷は私が彼らと同じ異性愛者であれば負わずに済んだのではないだろうか。そして、その発言に対して反論や質問をしようと思えばできるのにしなかったのは、私の諦めなんだと思うとさらに寂しく悲しかった。どこまで我慢し続けなければならないんだろうと暗い気持ちになっていたところに、先ほどのひとりじゃないというメントとその後のBulletproof。Bulletproof=防弾の意味の通り、日々を飛び交う棘を持った言葉たちから庇ってくれるようなひとたちに、音楽に出会ったんだと思った。直接的な悩みの解決にはつながらないかもしれないけれど、28歳最後の秋にまたさらにBTSのことを好きになった。

ということで29歳も元気にハッピーに生きていきます!ジミンちゃんのセンイルと1ヶ月と1日後で嬉しいです✌️