愛のある日々を

突然沼に落ちるのが特技です

22.07.30

気がつけば前の日記から2週間も経ってしまっていた。


この2週間はひたすら面接を受けては落ち込んで、そんな日々。今更になって(自分が採用担当だったら、採用するのを渋るなぁ)と思ってしまったので、制作物のブラッシュアップをようやく始めた。

デザインもそうだったけれど、私は自分の生み出したものを見るのが極端に怖い。結果、ブラッシュアップする際に腰が重たくなってしまうのだが、それは自分の無駄で何の価値もないプライドが原因なのではという仮説に至った。
自分の非・できないから目を背けたい。そんな気持ちがあるのではないか。

でも、私の目的は1発で100点を叩き出すことではないし、おそらくどれだけキャリアを発展させたところで、様々な原因で修正が必要となる可能性は多いにあるだろう。というか、修正が無いなんてあり得ないと言っても過言ではないかもしれない(それはもちろん人によると思うけど)
なくならない修正から目を背けることは、不可能ということだ。
それならば、腹を括って、自分の無駄なプライドなど捨てて、自分の制作物に真正面から向き合うほか道はない。

前職の最終面接で副社長から『傍目にはわからないけれど、奥底では逃げている』と言われたのが、まさにこの私の弱点と直結している。
余談だけれどこの時、副社長は本当にすごい人だと思った。占い師か何かなのかとも思った。彼の他人の本質を見抜く力は私の想像を遥かにこえていて、半泣きになりつつ、この人がいる会社で働きたいと強く思ったのを覚えている(そして見事採用された)

何歳にもなって、こういう壁ばかりにぶつかっていて落ち込むけれど、今週のオーバーザ・サンを聴いてわたしたちはおばさんになってもまだまだ失敗をするのだと思うと気が楽になった。